Windows7やWindows8を使っていて、たび重なるマイクロソフトからの勧誘や誘導?の結果、勝手にWindows10に更新(アップグレード)してしまうという事例が多数あるようですが、Windows10になった場合の不具合(トラブル)やデメリット、不都合はどのようなものがあるのでしょうか?
それともWindows10にアップグレードしたまま使い続ければよいのでしょうか?
アップグレードしてしまった時に、Windows7やWindows8に戻す方法についてはこちらからどうぞ。
スポンサーリンク
Windows10は、マイクロソフトのデスクトップPC最終版のOSです。Windows11とかWindows12などは出さない、とマイクロソフトが言っていますので、Windows10で完成形?といえるのかもしれません。
セキュリティに関してもWindowsに標準の「Windows Defender(ウインドウズディフェンダー)」でウイルス対策ができると言われていて、使い慣れれば比較的良いOSなのかもしれません。
この他にも、動作が軽くなったとか新ブラウザの「Edge(エッジ)」が使えるなど、Windows10にはメリットやいいところがあるのです。
しかし、Windows7やWindows8から半強制的にアップグレードをさせられることにより、Windows10の印象が悪くなっているユーザーは多いですよね。
また、Windows7や8の環境で安定して稼働しているユーザーは、Windows10にアップグレードすることによって不具合(トラブル)が出ることがあるのも事実です。
ではWindows10の不具合とは、どのようのものがあるのでしょうか?
Windows10の不具合とその対処方法
・見た目や操作が変わってしまった。
新しいOSですので使い勝手が変わっています。Windows8で不評だったため、「スタートボタン」は復活しています。操作には慣れが必要ですね。
・対応していないソフト、アプリケーションがある。
今までWindows7などで使えていたソフトが、Windows10にアップグレードしたことで使えなくなってしまうことがあります。
ソフトメーカーのホームページなどで対応状況を確認して、対応していればアップデートなどをおこないます。対応していなければ使えなくなりますので、対応版を買いなおすなどの処置が必要です。
・ワード(Word)、エクセル(Excel)などがOfficeのライセンス認証に失敗してライセンス違反になる。
Officeライセンスに違反していないのにライセンス認証失敗になることがあります。正規のライセンスでもう一度認証します。
・ウイルス対策ソフトが有効にならない。
ウイルス対策ソフトがWindows10に対応していれば、ソフトもアップグレードして対応できます。対応していなければ対応版を買いなおすなどの処置が必要です。
・対応していない周辺機器、ハードウェアがある。
プリンタやUSBの接続機器などでWindows10に対応していない機器は使えなくなります。
・対応している周辺機器(プリンタなど)のドライバをインストールしなおす必要がある。
周辺機器のうちWindows10に対応しているものは、そのまま使える場合もあれば、ドライバの再インストールが必要になる場合もあります。
・アップグレードから30日を経過すると元のOS(Windows7やWindows8)に戻せなくなる。
Windows10に勝手になってしまった場合でも、31日以内ならば元に戻すことができます。31日が過ぎたあとでWindows7などに戻す場合は、OSの再インストール(出荷状態まで戻す)作業が必要になります。
スポンサーリンク
いくつかの不具合の例を挙げてみましたが、その他にも環境やソフトによっては動作しなくなったり、不調になったりすることがあるようです。
どうしてもWindows10を使う必要があるユーザーでなければ、一度アップグレードを試してみて、不具合があれば元にもどす、という方法もありだと思います。31日以内ならば元のOSに戻すことができます。
Windows7に戻したら日本語が入力できなくなったというトラブルの対処方法はこちら
Windows7やWindows8はいつまで使えるのかについてはこちら
Windows10の評判についてはこちら
(関連記事)
Windows10にアップグレードしたノートパソコンをWindows7に戻したときの事例
Windows7のパソコンが勝手にWindows10になっていたときに元に戻す方法
Windows10からWindows7に戻したら日本語全角文字入力ができなくなったときの対処
スポンサーリンク