通学定期を買う時期になると、駅の窓口が混雑して時間がかかるし、めんどくさいですよね。
スマートEXの記事でもご紹介しましたが、やはりスマホやPCで通学定期を買う手続きを済ませられると便利だなと感じます。
2023年の3月から、中学生と高校生もモバイルPasmoで通学定期が買えるようになったので、早速スマホで通学定期を買ってみました。
ところが、
モバイルsuicaでできることがモバイルpasmoではできないことがあるなど、手続きにやや苦戦しました。
他の人のブログなどを見ても「めんどくさい」とか「あきらめた」とか書いてあったので、モバイルpasmoの通学定期を買うのはハードルが高いのかもしれないと思っています。
実際に私がモバイルで通学定期を買ってみた体験を書いておりますので、良ければ参考にしてみてください。
(2023年9月時点の情報です。サービスは改良される可能性がありますので、最新の情報を確認するようにしてください。)
スポンサーリンク
モバイルpasmo通学定期の最大の「めんどくさい」はクレジットカード
モバイルpasomoの通学定期を買うのに最大のカベは、本人名義のクレジットカードをどのように準備するか、これに尽きると思います。
モバイルpasmoのサイトでは、「クレジットカードが無くても大丈夫!」と書いてあるのですが、クレジットカードに準じた決済(支払い)をする手段は必要です。
なぜモバイルpasmoでクレジットカードが「めんどくさい」のかというと、本人名義のクレジットカードが必要だからです。
親の名義のクレジットカードを使うことができません。一時的な支払いであっても親の名義のクレジットカードは使えません。
中学生と高校生は、普通は自分名義のクレジットカードを持っていることのほうが少ないと思います。
本人名義のクレジットカード(家族カードなど)を作るところから始めるとなると、この時点でめんどくさいと感じてモバイルpasmoの通学定期は、あきらめてしまう人もいるようです。
ちなみに、モバイルsuicaでは、親の名義のクレジットカードで支払いができるそうです。モバイルpasmoはなぜ・・・?
では、どうすればいいのでしょうか?
スポンサーリンク
モバイルpasmoの支払いはVisa LINE Payプリペイドカードしかないのでは?
モバイルpasmoの決済(支払い)に本人名義のクレジットカードが無い場合、次の方法が用意されています。
・Visa LINE Pay プリペイドカード
・ソフトバンクカード
・dカード プリペイドカード
・デビットカード各種
もし、ソフトバンクカードやdカードプリペイドカードまたはデビットカードの本人名義のものを持っている人は、決済の手段として使えますので、本人名義のクレジットカードが無くても大丈夫ということになります。
私の場合は子供の名義の決済方法がどれにも当てはまらなかったので、Visa LINE Payプリペイドカードを作ることにしました。
というか、時間がかからずにすぐにクレジットカードと同等のものを発行できる選択肢がこれしかなかったのです。
スポンサーリンク
Visa LINE Payプリペイドカードはすぐに発行できる
LINEのユーザーであれば、Visa LINE Payプリペイドカードの発行はスマホを使ってすぐにできて、しかも発行してすぐに使えます。
ただし、もしLINEのユーザーになっていない人は、LINEの登録から始めるので時間がかかってしまうかもしれませんが、ここではLINEのユーザー登録などの方法については省略いたします。
ちなみに、Visa LINE Payプリペイドカードは、プラスチックのカードが発行されるわけではなくて、スマホの中にカード番号が発行されてその番号をクレジットカードのように使えるという仕組みのものです。
クレジットカードと同等の扱いができますので、「子供にはクレジットカード(のようなもの)は持たせたくない。」という方針であれば、Visa LINE Payプリペイドカードも決済方法としては使えないということになります。
我が家の場合は、親が管理に関与することで、Visa LINE Payプリペイドカードを使うことにしました。
プリペイドカードであるため、LINE Payの残高分しか使うことができないので、親のLINE Payから送金する手段に限定することも管理方法としては良いのかもしれません。セブンイレブンなどのコンビニでから現金で入力することもできます。
なお、Visa LINE Payプリペイドカードはチャージする銀行口座として楽天銀行が指定できませんでした。注意が必要かと思います。
また、Visa LINE Payクレジットカードという似ている名前のカードもあるので、まちがえないように気をつけてください。
スポンサーリンク
ようやくモバイルpasmoで通学定期を購入
こうして本人名義の決済手段として、Visa LINE Payプリペイドカードが発行できたので、モバイルpasmoのアプリをインストールして、アカウントを作成しました。
メール、住所、パスワード、秘密の質問と答えなどを入力して登録できます。
クレジットカードとして、Visa LINE Payプリペイドカードを登録します。
通学定期の場合、窓口で買うのと同じように学生証や通学証明書が必要なのですが、スマホで撮影して送信すればOKです。
申請から7日後に使えると書いてあったのですが、実際には翌日に申請許可されて使えるようになりました。混雑時ではなかったので、審査が早かったのかもしれません。
スポンサーリンク
スマホですべて完結するのはやっぱり便利
今回は色々と調べてとても時間がかかったのですが、最終的にはモバイルpasmoの通学定期を買うのにスマホですべて完結することができました。
これで次回からの通学定期の更新は、窓口に並ぶこともなく、スマホで更新できます。
モバイルpasmoは、親のクレジットカードで支払いができない・使えないというのは、とても不便だと思いますし、このためにモバイルpasmoの通学定期の登録を断念する人が多いのかもしれません。
現時点では、Visa LINE Payプリペイドカードを登録することで対応できますが、子供にクレジットカード(のようなもの)を持たせることに抵抗のある人もいるでしょう。
私も別にLINE推しではないのですが、すぐにできる選択肢がこれしが無かったのです。
モバイルSuicaでは親・保護者のクレジットカードで代理決済「ワンタイムクレカ決済」ができる仕組みになっているので、きっとモバイルPASMOも近いうちに対応できるようになるんだと思います。(期待も込めて。)
スポンサーリンク