メールチェックをしようと思って、Outlook2016を起動したら、
「開始中…」でフリーズしたままで、止まって動かなくなりました!!
ずっと待ってみましたが、Outlookを起動することができません。
Outlookが停止したまま開かないのです!
このままではメールを見ることも送ることもできない・・・。
こんな事例の対処方法をご紹介します。
この事例では、Outlook2016をご紹介していますが、ほかのバージョン(2010や2013など)でも使えと思いますので参考にしてみてください。
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Outlook2016が起動しない場合の対処事例
OS:Windows7 Professional
メールソフト:Outlook2016
状況:Outlookを起動すると「開始中」または「処理中」で止まってしまう。
いつまで待っても画面が進まない。
対処事例
・バックアップを取る
作業中にメールデータが破損したり消えてしまうとこわいので、とりあえずはOutlookのデータのバックアップを取りましょう。
>(コンピュータ名)
>マイドキュメント
>Outlookファイル
の中にOutlookのデータが入っています。
このデータをコピーして、デスクトップなど別の場所に保管しておきます。
①Officeの修復
Office自体に何らかの破損があって、Outlookが起動しなくなることがあります。
まずはOutlookをいったん閉じてからOfficeを修復してみました。
>左下のWindowsマーク
>コントロールパネル
>(カテゴリ表示の場合)プログラムのアンインストール
>(アイコンの場合)プログラムと機能
>Microsoft Office Personal 2016を選んで、画面上の方の「変更」をクリック
(※「Personal」は一例。「Home and Business」「Professional」「Standard」などもある。)
>「Microsoft Office Personal 2016のインストールオプションを変更します」の画面で「修復」を選んで「続行」
>しばらく待つと修復されるので、その後PCを再起動する。
今回のケースでは、Officeの修復では直りませんでした。
②Windows Update(Office Update)
WindowsやOfficeを最新の状態に更新することで、エラーが修正される場合があります。
>左下のWindowsマーク
>すべてのプログラム
>Windows Update
ここで更新があれば、アップデートします。
今回は、すでに最新状態になっていました。
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③Outlookをセーフモードで起動してみる
Outlookのソフトだけを「セーフモード」と呼ばれるモードで起動することができます。
これは、余計な機能をすべて省いて、純粋にOutlookだけを起動するような機能です。
>「CTRL」のキーを押しっぱなしにしながら、Outlookを起動する。
>「Ctrlキーが押されたままになっています。Outlookをセーフモードで起動しますか?」
>「はい」をクリック
>プロファイルの選択の画面が出てくる
>「作成」をクリックして、適当なプロファイル名を入力
・・・たとえば「abc」など好きな名前でOKです
>アカウントの作成が画面になるが「キャンセル」
>「電子メールアカウントに接続するようにOutlookを設定しますか?」
>「いいえ」を選択。「次へ」
>「電子メールアカウントを設定しないでOutlookを使う」にチェックを入れる。
>完了
これで、とりあえずOutlookのソフトが起動できるようになるはず、です。
この時点ではメールデータは復旧していません。
Outlookが起動できたら、右上の×をクリックしてOutlookを閉じます。
今度は、CTRLキーを押さずに、普通にOutlookを起動します。
これで通常通りに起動できれば、復旧成功です!
今回のケースでは、「Outlookをセーフモードで起動」することで復旧できました。
もしこれらの方法でダメだったときでも、
Outlookデータファイルを修復するという方法もありますので、こちらで確認してみてください。
Outlookが起動しなくなると、あせりますよね・・・。
仕事で使っている場合などは、仕事にならなくなってしまう人もいるでしょう。
自己責任にはなりますが、これらの方法がお役にたてればさいわいです・・・。
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