Outlook(アウトルック)でメールが送信できなくなった!原因は何なのでしょうか?エラーが発生したときにはどこを確認すればいいのでしょうか?
Outlookでメールが送信できないときの原因と対処法について対応を考えてみます。
まず条件として、
・受信はできる
・送信ができない
このようなときには、次の項目を確認してみてください。
スポンサーリンク
また、Outlookではないメールソフトでも、基本的には確認するところ同じですので、参考にしてください。
メールの送信設定が間違えている
これは単純に最初のメールの設定が間違えている場合です。
今まで送信ができていたのに、突然送信できなくなった場合は、これには該当しません。
原因としては、
・「送信メールサーバー」の入力が間違えている
・「送信サーバーのポート番号」が間違えている
などが考えられます。プロバイダから提供されたメール設定情報をよく確認してみましょう。
受信者のメールアドレスが間違っている
送信先のメールアドレスの入力を間違えていませんか?
メールアドレスが1文字でも違っていると、メールは送信できません。
特に間違えやすいのが、
・全角で入力している(メールアドレスは基本的にすべて半角です)
→「@」アットマークだけ全角になっている
→「-」ハイフンだけ全角になっている
・小文字と大文字を間違えている
・「ドット(.)」と「カンマ(,)」を間違えている
などがありがちです。
メールアドレスは1文字でもまちがえていると、送信できないので注意が必要ですね。
また、相手から来たメールを返信する場合であっても、その相手がメールアドレスの設定を間違えていると返信してもエラーになることがあります。
添付ファイルが大きすぎる
受信者側のメールサーバの制限で、メールがはじかれる場合があります。
企業などでは添付ファイルの容量制限をしている場合があり、ファイルサイズの大きいデータを添付したときだけ送信できない場合は、これが原因の可能性があります。
対処法としては、
・ファイルを圧縮して、ファイルサイズを小さくしてから添付する。
・ファイルが複数ある場合は、メールを何回かに分けて送る。
などの方法があります。
圧縮してもファイルサイズが小さくならないような画像ファイルなどは、この方法では送れません。
その場合は、無料のファイル転送サービスなどを利用する方法が良いのではないかと思います。
受信者のメールボックスが一杯
受信者側のメールボックスが容量一杯になっていると、メールの受信を拒否されてしまいます。
最近ではメールボックスが大容量になったので、少ないケースかもしれません。ただし、企業などにおいてはメールボックスの容量を制限していることが多いので、受信者がずっとメールチェックをしないでいると一杯になってしまう場合があります。
このケースでは次のような英語のエラーメールが帰ってきます。
・Quota exceeded(容量を超えています)
・mailbox for user is full(メールボックスが満杯です)
「英語は読みたくないし意味が分からない!」という場合でも、この単語を見つけたら相手のメールボックスが一杯だということが分かりますね。
しかし原因が分かったとしても、これは送信者側では対処ができないので、相手がメールチェックをしてメールボックスが空くのを待つしかありません。電話して確認ができるような相手であれば、メールチェックをしてもらうことで解決します。
他の方法としては、スマホや携帯電話のアドレスなど別のアドレスにメールを送信するという手段もあります。
プロバイダの障害
色々と確認したけれど、それでも送信できない!というときはプロバイダの障害も考えられます。
インターネットプロバイダの障害では、インターネットやメールが利用できなくなることがあります。ただし、この場合はメールの送信も受信もできなくなることが多いと思います。
障害が発生しているかどうかは、プロバイダのホームページを見ることで、通信障害やメール関係の不具合の情報などが出ているかどうかが分かります。
パソコンのインターネットも使えない!というときには、スマホや携帯電話から確認します。
もしプロバイダに何らかの障害が発生している場合は、復旧を待つしかありません。
以上のようにいくつかのメールが送信できない原因を考えてみました。参考になりましたでしょうか?
今までメールが送信できていたのに、突然送信ができなくなったからといって、いきなりメールアカウントの設定をいじったりすると更にハマることがあります。まずは落ち着いて上記のような確認をして対処してみてください。
スポンサーリンク
(関連ページ)
Outlook2010・2013メールの宛先でアドレス帳のグループ(フォルダ)が表示されないときの対処事例
PCデジタルのホームページへ
スポンサーリンク