ニンテンドー3DSの兄弟機(廉価版)として海外では発売されていた「ニンテンドー2DS」が日本でも発売されることになりました。
(追記)
ポケモン入りの限定パックだけではなくて、通常版の2DSも発売されました!
通常版のニンテンドー2DSとは何か?3DSのちがいは何?などについてはこちらからどうぞ。
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3DSではゲームの立体画像・立体映像を見ることができますが、その立体視の機能をなくしたのが2DSです。
そのほかにも3DSと2DSでは、色々とちがうところがありますので、そのちがいやメリット・デメリットについて書いてみました。
ニンテンドー2DSは、「ポケットモンスター限定パック」として4種類が発売です。
①外観・見た目
ぱっとみて、2DSは折りたたみ式ではないということに気付くと思います。
これがまず大きな特徴です。
2DSではボタンの配置が上画面の横になっているのが分かりますね。
(3DSは、下画面の横にボタンがあります。)
持った時のバランスを考えてこの位置になっているのだと思います。
new3DSのような「Cスティック」と「ZR」「ZL」ボタンはありません。
本体の色は、クリアカラーで「赤」「青」「緑」「黄」の4色です。
ポケモンのソフトに合わせた色になっています。
2DSの人気の色はピカチュウの「黄色」です。
限定販売の「青」もプレミア人気が出ています。
(青はポケモンセンターとポケモンストアのみの限定販売。)
カメラも3DSと同じように付いています。
画面のサイズや仕様は、2DSも3DSも同じです。
上画面:3.53型(横400×縦240ドット)
下画面:3.02型(横320×縦240ドット)
重さ(重量)の比較です。
2DS:260g
3DS:235g
new3DS:253g
2DSも3DSも同じくらいの重さですね。
2DSは、ボタンの配置が上の方にあるため持った時に軽く感じるとのことです。
②本体の機能
2DSの機能の最大の特徴は、名前のとおり「2D表示である」ということです。
表示は2Dですが、3DS・DS・DSiのゲームソフトをすべてあそぶことができます。
対応していなのは、new3DS専用ソフトなのですが、今のところ専用ソフトはほとんどありません。
「ゼノブレイド」など一部の専用ソフトであそびたい場合は注意が必要です。
そして、本体スピーカーはモノラルです。
2DSでは本体の左上に1つモノラルスピーカーが付いています。
3DSでは左右にステレオスピーカーが付いています。
ただし、2DSでもイヤホン(ヘッドホン)をつないで聞けば、ステレオで聞くことができます。
2DSも3DSと同じく「スリープモード」にすることができます。
スリープモードにすることによって、すれちがい通信などの機能を使うことができます。
3DSでは、電源を入れたまま本体を折りたたむことによって、「スリープモード」になります。
2DSは、本体の右下に「スリープスイッチ」が付いていて、これを入れることにより「スリープモード」にすることができます。
そして、人気のアミーボ(amiibo)にも対応しています。
2DS本体だけでは使えないのですが、別売りの「ニンテンドー3DS NFCリーダー/ライター」をつなげることによってアミーボを使うことができます。
引っ越し機能は3DS(旧)と同じです。
・3DS/LLから2DSへのの引っ越しができます。
・new3DS/LLから2DSへの引っ越しはできません。
③周辺機器
基本的には3DSシリーズの周辺機器が使えるのですが、本体の形状が影響する下記の周辺機器は使えません。
(2DSでは使えない周辺機器)
・充電台
・拡張スライドパッド
・きせかえプレート
2DSには充電器(ACアダプター)が付いてきます。
new3DS用のACアダプターなので、すでに3DS用を持っている人は共用して使えます。
④付属ソフト(ポケモン)とおまけ
2DSの限定パックには、3DSバーチャルコンソールの「ポケモン」のソフトが付属しています。
ゲームボーイ用として発売された「ポケットモンスター赤・青・緑・ピカチュウ」が本体カラーと同じソフトとして付属されます。
なつかしのポケモンの原点を2DSであそぶことができます。
(その他のポケモンのおまけ)
・幻のポケモン「ミュウ」交換チケット
・オリジナルテーマコード(2DSの画面の着せ替え)「ミュウ」
・オリジナルステッカー
・タウンマップ
ちなみに3DSバーチャルコンソールの「ポケモン」のダウンロードカードの価格は¥1,111です。
⑤値段(本体価格)
3DSシリーズとの本体価格を比較してみます。
買うのに必要なのは税込み金額ですので、税率8%として表示しました。
2DS ¥9,980 (税込¥10,778)
3DS(旧) ¥14,286 (税込¥15,428)
3DS-LL(旧) ¥18,000 (税込¥19,440)生産終了
new3DS ¥16,000 (税込¥17,280)
new3DS-LL ¥18,800 (税込¥20,304)
3DS(旧)は、実売価格は下がってきていて、税込¥12,000前後で売られています。
2DSの魅力のひとつでもある値段の安さですが、3DS(旧)との比較もポイントになりそうです。
⑤販売形態
ニンテンドー2DSは販売店舗が限定されていて、下記の店舗の限定販売となってます。
イオン
TSUTAYA
トイザらス
Amazon
ポケモンセンター
ポケモンストア
どうやら、ヤマダ電機やヨドバシカメラでは売っていないようです。
2DSのメリットとデメリットについてのまとめ
(メリット)
・本体価格が安い。
・限定クリアカラーである。
・ポケモンのソフトが付いてくる。(¥1,111相当)
・3DSのソフトはすべて使える。
(デメリット)
・画面が折りたためないため、本体のサイズが大きい。
・画面を破損するリスクが高い。
(メリットでもありデメリットでもあること)
・表示が2Dである。3DSにはできない。
小さい子供にとっては3Dが目によくないと言われています。
エンターテイメント性は下がるのですが、3DS表示できないことが親にとってはメリットかもしれません。
!注意点!
日本での2DS発売によって「海外バージョンの2DS」が注目されて出回ってくると思います。
海外バージョンは見た目は似ていますが、メニューが英語だったり、日本版のパッケージソフトが使えなかったりするので、気をつけましょう。
(感想など)
ニンテンドー2DSは、表示が2Dのみですが、ほとんど3D映像を使わない人にとっては、安い3DSとして買う時の選択肢になりそうです。
ポケモンとのコラボも魅力のひとつですね。
今回2DSを発売したということは、new3DS専用ソフトの開発には力を入れていないということなのかな?と感じました。
new3DS専用ソフトが増え続けたら、2DSの売れ行きに影響するかもしれないからです。
また、任天堂は携帯ゲーム機として、3DSシリーズが、まだ本命であるということなのだと思います。
次世代の「Nintendo NX」が携帯型になるのか据置型になるのか分かりませんが、まだまだ3DSは任天堂にとって主力の商品のひとつであると感じました。
早くもネットでは話題になっているニンテンドー2SDですが、今後どのような展開になっていくのでしょうか?
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