ある日、NAS（ネットワーク接続HDD：ハードディスク）から、突然異音がしてきました。
「キュイーン、カチカチ、キュイーン、カチカチ」
と、同じ動作を何度もくり返すような音がしています・・・。
非常にヤバい予感がしました。というか過去に何度か聞いたことのある、ハードディスクの故障を確信するような音でした・・・。
そして、スマホからNASにアクセスしようとしてみると、予想通りアクセスできません。パソコンからネットワークを見ても、NASが見当たりません。ネットワーク上のNASを認識できなくなってしまいました。
やってしまいました！故障です。バックアップもさぼっていたから、データが消えたかも・・・。
こんなときは、どうすればよいのでしょうか？今回のケースでは、次のように対処しましたので、参考にしてみてください。
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NASが故障してネットワークで認識しなくなったときの対処事例
NASの機種：LS-CHL（Buffalo製）
容量：2TB
状況：突然NAS本体から異音「キュイーン、カタカタ」を繰り返す。
使用年数：約5年
保存データ：一部のデータは別の場所にバックアップあり。
・まず本体の電源をOFF→ONしてみましたが、症状は変わりません。
・NAS本体の故障（基盤や電源など）なのか？内蔵ハードディスクの故障なのか？切り分けを行います。
と言っても、ほぼハードディスクの故障だろうという予感がしていました。
LS-CHL本体を分解して、中のハードディスクだけを取り外します。
ちなみにハードディスクのメーカーは「Seagate（シーゲイト）」でした。なんか以前もこのメーカーのディスクで痛い目にあったような記憶がよみがえってきました・・・。
そして取り外したハードディスクをUSBケーブルなどで、別のパソコンに接続します。
たとえば、こんなケーブルを使います。
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しかし、ハードディスクは異音を出して、パソコンには認識されずアクセスできません・・・。予想通りですが、これでハードディスクの故障が確定しました。
もう完全に音がおかしいし、認識してくれないしアクセスもできないので、どうしようもありません。早くも「ハードディスクの故障」という最悪の結論が出てしまいました。
それでも取り出したいデータがあったので、なんとか方法は無いものか？と調べてみましたが、ハードディスクが壊れてしまったら、非常に困難なようです。
どこかにバックアップを取っていなかったか？と探してみましたが、バックアップをさぼっていたのでデータはありませんでした。これは自分が悪いですね。
残念ですが、中のデータをあきらめるしかないようです・・・。
せめてディスクを認識さえしてくれれば、データ復旧ツールなどを使ってデータを取り出せる可能性もあったんですけどね。仕方がないです・・・。
今回の場合は一部バックアップデータがあったので、まだ少しは良かったのですが、もし保存しているデータが「業務で使う超大事なデータ」とか「思い出の写真やビデオ」などという方は、あきらめられないかもしれません。
大事なデータを保存するときは、必ずバックアップを取っておくようにしましょう。（って言える立場ではないですね・・・汗。）
もし大事なデータが入ったハードディスクが壊れてしまったときは、データ復旧サービスを利用する
という手段もありますよ。
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ちなみに今回の私の場合、故障したハードディスクと消えたデータはあきらめましたが、NASは復活させる予定です。
NAS本体（LS-CHL）は、おそらく故障していないので、ハードディスクを交換（換装）すれば復旧できるはず。
2TBのNASを買い替えると1.5万～2万円くらいになりますが、ハードディスクだけならば1万円以下で買えますしね。
そしてバックアップも自動でできるように設定して、このような悲劇をくり返さないようにしようと思います。
NAS（LS-CHL）の「HDD換装作業」と「データの自動バックアップの設定」は、別のページでご紹介する予定でおります。
NAS（2TB）を買い替える場合とハードディスクを自分で交換（換装）する場合のおススメはこちらです。
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