この記事は、ウイルスバスターの企業(法人)向けの、「コーポレートエディション」のトラブル対応について書いたものです。
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個人向けの「ウイルスバスタークラウド」は、対処の方法が違いますのでご注意ください。
ウイルスバスターコーポレートエディションは、法人向けのウイルス対策ソフトで、通常はユーザーがアンインストールできないようになっています。
アンインストールするには管理者パスワードが必要で、勝手にアンインストールされないように保護されています。
今回のトラブルは、ウイルスバスターが機能していない、さらにアンインストールもできないという状況でした。
このときの対処事例を記録していますので、ご参考にどうぞ。
(状況)
・ウイルスバスターコーポレートエディションがインストールされているクライアントPCで、何らかのトラブルでウイルスバスターが機能しなくなった。
(アイコンが常駐していない状態)
・クライアントPCのOSは、Windows7 Professional 32bit版。
・クライアントPCでアンインストールしようとしても、エラーが出てアンインストールができない。
コントロールパネルからの削除も、プログラムからの削除もできない。
・上書きで再インストールをしようとすると、「すでにインストールされています」との表示が出てインストールできない。
問題の起きたクライアントパソコンを確認したところ、ウイルスバスターのプログラムのフォルダが無くなっていて、ユーザーが何らかの作業をしていて、まちがって消してしまったようでした・・・。
とにかく、PCからアンインストールできないので困りましたが、トレンドマイクロ社のホームページに手動で作業する対処方法がありました。
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(対処)
下記のページに手動でのアンインストール方法が書いてあります。
ウイルスバスター Corp.10.6 クライアントの手動アンインストール手順
この方法はレジストリをいじりますので、レジストリって何?という方は自分で作業しないで、パソコンの管理者に相談することをおすすめします。
レジストリ変更の操作は、まちがえるとパソコンが起動しなくなることがあるリスクを伴う作業です。
もし実施する場合は必ずレジストリのバックアップをとってから、自己責任でおこなってください。
レジストリを削除する項目が結構たくさんあってので神経を使い、作業に1時間くらいかかりました・・・。
(レジストリの操作に慣れた人ならば、もっと早くできると思います。)
手順どおりに進めると無事にアンインストールができました。
ウイルスバスターコーポレートエディションを再インストールして無事に復旧です。
会社のパソコンで管理者の許可を得ないでウイルスバスターをアンインストールすると、セキュリティ上とても危険です!
興味本位で試したりしないようにしてくださいね。
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